【添乗後記】NPO法人エンチャイルドフィリピンスタディツアー2019<マニラ編> 「スモーキーマウンテン訪問記」

マニラ

2019年3月22日より25日まで3泊4日間の行程でNPO法人エンチャイルドのフィリピンスタディツアーがマニラで行われました。貧困層の子供達の教育支援を行うエンチャイルドの活動風景をお伝えします。

<日程2日目(3月23日・午後)>

アンティポロ市サン・イシドロ小学校での交流会を終え、午後は「スモーキーマウンテン」の視察へ向かいました。マニラでも最貧困の人達が生活する地域が通称「スモーキーマウンテン」です。過去のスタディツアーでも何度か訪れた場所ですが、訪れるたびに胸が締め付けられるような異次元の世界が目の前に広がります。この地域にも地区を総括するバランガイリーダー(地区長)が存在します。部外者はバランガイリーダーの許可を得なければ、この地域に立ち入る事が出来ません。我々はバランガイポリスと言う地区専任の警備人に前後を守られながら敷地内を視察する事になります。この地で感じる風の臭い、子供達の声や生活の音、壮絶な光景はスタディツアーの参加メンバーに強烈な印象を残しました。

悪臭漂う河辺に張り付くように建つ住居
バランガイリーダーの執務練。視察はここからスタートする
スモーキーマウンテン(バランガイ128)地図
お湯を沸かすのはかまどの炭。トイレにはフタも便座も無い
バランガイリーダー。彼の許可無しにこのエリアに立ち入る事は出来ない(命の保証は無い)
隙間なく部屋が並ぶ住居練。雨露は凌げるが、空調設備は無い=部屋の中は蒸し風呂状態
いったい何万人の人達がここで生活しているのだろうか?
生活感漂うサリサリストア(雑貨屋)
生活感漂う八百屋
住居練を抜け、いざゴミ山へ。道はガラスの破片だらけ
いたる所にガラスの破片が散らばっている
風化しないプラスチックごみ
スモーキーマウンテン=発火したまま鎮火しない燃えカスが積るゴミの山
以前に比べ數は減ったが、まだこんな小屋に住んでいる人達がいる
電気、ガス、水道・・・。望むものは何も無い
トランプに興じる大人たち。仕事は?
ゴミ山に暮らす子供たち。生きろ!
子供たちにとっては非常に過酷な生活環境
劣悪な環境の中でも次から次へと子供は生まれる。これが負の連鎖を生む
この子たちに負の連鎖を断ち切るチャンスはあるのだろうか?
教育と共に大切な事は社会への適応能力を学ぶ事だが、誰がそれを教えるのだろう?
ガラスの破片だらけの道を裸足で歩く子供
転んだら確実にガラスの破片で怪我をする。足元を見てサンダルを履いているとホッとする
子供たちは健気に生き抜いて欲しい
経済発展著しいフィリピンで実感する圧倒的な貧富の差。
仕事を放棄して自由を求めているのか(それも一つの選択肢ではある)、
極貧になすすべも無く翻弄されているのか、答えは分からない
視察中、私達をガードしてくれたバランガイポリス。長時間の帯同ありがとうございました

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