【添乗後記】日本体育大学バレーボール部フィリピン合宿2019<実施編>

マニラ

2019年3月17日より21日まで4泊5日間の行程で日本体育大学 男子バレーボール部と女子ビーチバレー部の合同合宿がフィリピンの首都マニラで行われました。4月に開幕する春季リーグ戦に向けた本気の合宿でした。寒い日本を脱出して、熱気あるフィリピンでの合宿は非常に有意義なものになりました。その一部始終をお伝えします。

<練習初日>

午前8時30分。ホテルを徒歩で出発しSMモールオブアジアのビーチロード沿いにあるビーチバレーコートへ。男子バレーボール部と女子ビーチバレー部合同のトレーニングが開始されました。午前中から気温はグングン上がり30℃は超えています。ウォーミングアップ・ミニゲームなどで汗を流し11時に練習は終了。着替えと昼食休憩の為、一旦ホテルへ戻ります。

晴天のビーチバレーコート。 暑い!

午後12時30分。ホテルをバスで出発。本日の使用予定体育館は「FILOIL FLYING V. ARENA」ホテルからバスで40分程の距離、サンファンに位置する収容人員5,500人規模の中型アリーナです。到着後に丁寧なウォーミングアップの後、ナショナル大学男子バレーボール部との練習試合が行われました。契約の関係からか、館内の冷房施設が使えませんでした。館内には結構熱気がこもりますが、暑さにもめげず、また、相手もなかなかの強豪でしたが、セットカウント3-1で日体大チームが勝利を収めました。

FILOIL FLYING V. ARENA
ナショナル大学バレー部との対戦

<練習2日目>

午前9時。ビーチバレーコートへ集合。ウォーミングアップとミニゲームで体をほぐします。本日も朝から晴天。熱中症対策としてはひたすら水分の補給に気を配ります。ミネラルウォーターだけでは足りないので、スポーツ飲料(ゲータレード)も用意しました。これとは別に専属の氷係も初日から準備しました。絶えず氷を補充します。これは選手のアイシングにも有効でした。暑さの中、準備した氷はあっという間に解け出します。大量の氷が必要でした。10時30分で練習は切り上げ、一旦休憩です。暑さとの戦いになってきました。

この日も晴天のビーチバレーコート

午後1時。ホテルをバスで出発。本日の使用予定体育館はナショナル大学本校の体育館の予定でしたが、到着直前に予定変更の知らせが入ります。使用体育館は本校の向かい側にある、建設途中の新館体育館に変わりました。建物を見た瞬間声を失います。まだ建設中の建物であり、工事人が多く出入りしています。埃っぽいエントランスを抜けてエレベーターに乗ると、最上階に体育館施設がありました。ただし、この体育館もまだまだ工事途中です。一同呆気にとられますが、ダンテコーチは平然とした顔をしています。多くの工事人が見物する中、フィリピンナショナルチーム選抜メンバーとの試合が行われました。結果はセットカウント3-2で日体大チームの勝ち!ただし、この体育館も空調施設は無く、窓を開け放して熱を逃がしてはいましたが、猛烈に暑い環境の中での試合でした。選手の皆さんは暑さの中、本当に良く頑張ったと思います。

問題のアネックス体育館。まだ工事中。工事人が大勢見物しています。
ナショナルチームとの対戦は白熱した接戦になりました。

<練習3日目>

午前9時。ビーチバレーコートへ集合。ウォーミングアップとミニゲームで体をほぐします。本日も朝から晴天。マニラに来てから1滴の雨も降りません。この日もウォーミングアップとミニゲームで汗を流します。選手たちは暑さにも慣れてきた様子ですが、熱中症には十二分の注意を払わなければなりません。10時30分で練習は切り上げ、一旦休憩です。

砂も熱気を含んでいます。
ユニフォームの洗濯は各自で行う。日光で自然乾燥。

午後1時。ホテルをバスで出発。本日ようやくナショナル大学本校の体育館を訪れる事が出来ました。本日の対戦相手は昨日同様にフィリピンナショナルチーム選抜メンバーです。結果はセットカウント3-1で日体大チームの勝利となりました。フィリピンでは当たり前なのでしょうが、この体育館も空調施設は無く、窓を開け放して熱を逃がす環境でした。依然暑い環境の中での試合でしたが、選手の皆さんは見事勝利をもぎ取りました。

ナショナル大学本校 この最上階に体育館があります。
ナショナルチームメンバーと本校体育館にて集合写真
3日間の熱戦、大変お疲れ様でした監督。
午後の部は女子ビーチバレー部は別行動でしたが、暑い中屋外で3日間頑張りました。

<歓迎夕食会>

計3日間に渡り、日本の常識が通用しない過酷な環境の中での合宿でしたが選手達のひたむきで真摯な姿勢が功を奏し、強豪相手に有意義な練習試合が行われました。交流試合とはいえ、いざ勝負となると対戦相手も本気で向かってきました。ダンテコーチも自チームの敗戦を非常に悔しがっていました。3日目の夜にはナショナル大学からの招待を受け歓迎夕食会が開かれました。フィリピンの選手達と日体大の選手達の交流が深まります。意思の疎通は上手く行かなくても、同じバレーボールと言う競技に汗を流す選手たちに屈託は全くありませんでした。

大変お世話になったダンテコーチ(白Tシャツ)
歓迎夕食会でのレセプション
ナショナル大学の選手達と盛り上がる日体大部員

<大富豪の登場>

ここで一つサプライズが発生します。フィリピンでも指折りの大財閥の会長が歓迎夕食会にひょっこりと顔を出します。このお方こそナショナル大学の大スポンサーであり、SMプライムホールディングス会長でもある「HANS T. SY」(シー一族)氏でした。わざわざ日本から大勢の人達がナショナル大学を訪ねてくれた事に対するお礼の意味を込めての来場でした。ナショナル大学の関係者一同は全員直立不動で彼を出迎えた光景が忘れられません。返礼として、帰国日にSMプライムホールディングス本社会長室を表敬訪問する事になりました。日体大関係者の方々も相手が大物ゆえに緊張の訪問となりましたが、今後両校のリレーションをもっと強固なものにしようと提案するシー氏の発言に一同で賛同した事は言うまでもありません。多忙なシー氏との面会は当初10分程度の短い訪問の予定でしたが、氏の熱意ある発言に耳を傾けるうちにあっという間に30分以上が経過していました。監督や関係者の方々も非常に貴重な経験をしました。

前列右から7番目の白Yシャツのお方が大富豪のシー氏
SMプライム本社の会長執務室にて
山本健之バレー部監督・シー氏・森晴雄氏のスリーショット

<戦いが済んで>

終わり良ければ総て良しではありませんが、準備期間に6か月を要した今回のフィリピン合宿は途中で様々な齟齬を抱えつつも無事終了する事が出来ました。ナショナル大学との友好関係、SMグループとの強固な連携など今後に向けての明るい話題をたくさん抱えて選手達は帰国の途につきました。

熱戦の様子は現地日本語新聞「日刊まにら新聞」にも取り上げられました

<ツアー概要>
旅行期間: 4泊5日間
利用航空会社: フィリピン航空
宿泊ホテル: TRYP byウインダム・モールオブアジア
添乗員: 同行(1名)
現地協力会社(コーディネーター):Blue Horizons Travel & Tours (Mr.Ito)

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