フィリピンにおける新型コロナウィルスの対応について

フィリピン当局は中国本土とその特別行政区からのフィリピンへの入国を禁止しました。

フィリピン入国管理局は、中国本土とその特別行政区(香港、マカオ)からの空路及び海路を利用したフィリピン入国を禁止しました。これは単に中国人に適用されるのみではなく、中国本土及び香港・マカオからフィリピンへ入国する外国人にも適用されます。

【2月10日追記】フィリピン当局は中国本土とその特別行政区に追加して台湾からの入国(入国日前の14日以内に同国・地域に渡航歴のあるものを含む)を一時的に禁止すると発表しました。

2月上旬現在で上海便・北京便・広州便などの日中間航空機の離発着を制限していない日本の対応とは大きく異なり、かなり厳しい対応が取られています。

また、フィリピン渡航時の注意点として、日本からの直行便を利用してフィリピンへ入国する際は問題はありませんが、例えばキャセイ航空を利用して香港経由でマニラへ入るケースや中国南方航空を利用して上海経由でマニラへ入るケースではフィリピンへ入国出来ません。

詳しい情報は在フィリピン日本大使館からの情報を参照してください。

https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_001078.html

春節期に合わせて膨大な数の中国人がフィリピンを訪れる予定でしたが、中国からのチャーター便を上陸させずにそのまま送り返したりと、かなり強硬な防衛策がフィリピンでは取られています。

フィリピンへの渡航を予定されている方は、事前に外務省や在フィリピン日本大使館の情報をチェックしてください。

フィリピン入国管理局プレスリリース(2月2日付抜粋)

フィリピン入国管理局(Bureau of Immigration)局長ハイメ・モレンテは、中国とその特別行政区(香港・マカオ)からくる「外国人」の旅行制限の実施を命じたと発表しました。国籍に関係なく湖北省のみならず中国本土及び特別行政区から来る「全ての外国人」はフィリピンへの入国を許可されまん。また、過去14日間に中国本土及び香港・マカオを訪れた外国人の入国を制限するために搭乗前に乗客を選別する事を航空会社及び運送業者に通知しました。中国本土及び特別行政区へフィリピン人が渡航する事も合わせて禁止となります。

「私たちは不必要な旅行を一時的に控え、この措置を実施する際には政府と協力することを全ての人に促します」と局長は言いました。「国がウイルスから保護されることを保証するために手を携えて働きましょう」と彼は付け加えました。

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