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フィリピン当局はマニラ南部のバタンガス州内にあるタール山の噴火警戒をレベル4(危険な噴火が差し迫った状態)に引き上げました。
マニラの南方60kmに位置し、タガイタイなどの観光名所として有名なタール湖にあるタール火山(Taal Volcano/標高311メートル)から2020年1月12日午前11時(日本時間正午)ごろ噴煙が上がり、フィリピン当局は噴火警戒レベル4を発令しました。
噴煙は一時10,000~15,000メートルに達し、マニラのニノイ・アキノ国際空港は火山灰の影響により民間航空機に危険をもたらす可能性があるとして全ての航空機の離発着を一時的に中断したと発表しました。
在フィリピン日本国大使館からの情報は下記をご参照ください。
タール山の噴火警戒レベル引き上げに伴う注意喚起
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_001055.html
タール山の噴火警戒レベル引き上げに伴う注意喚起(その2)
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_001056.html
1月13日の段階では午前中に離発着する航空機を中心に欠航が相次ぎましたが、14日午前中の段階では航空機の運航は徐々に正常に戻りつつあります。
フライト就航状況<成田空港発>
https://www.narita-airport.jp/jp/flight/today?DepArr=D&International=ON&flightDate=20200114
フライト就航状況<羽田空港発>
http://www.haneda-airport.jp/inter/flight/searchFlightInfo#search_results
フライト就航状況<関西空港発>
フライト就航状況<名古屋セントレア空港発>
https://www.centrair.jp/flight/search/?da=D&id=I&fd=20200114&flightkeyword=mnl
今後二次噴火や水蒸気爆発の影響で再び大きな噴煙が上がる場合には、空港施設が再び閉鎖になる可能性が残ります。航空機の運航情報については各航空会社の情報や各空港の離発着状況を小まめにチェックしてください。